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【論語】千乗の国を道むるには(せんじょうのくにをおさむるには)~の解説 |千乗之国

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※2020年12月28日更新

 
へへへ!やったぞ~
 
 
おら!どうしたの!嬉しそうね
 
 
実は僕、ついに管理職に任命されて、部下ができたんだ
 
 
おめでとう!
 
 
これからはどんどん人を使って、経費も使って新たな事業を作っていける
 
 
そうね、でも管理職になったらちゃんとこの論語の一節を覚えないとね
 

 

 

 

 

現代語訳と原文・書き下し文

 

学而(がくじ)1-5

子曰しいわわく、千乗せんじょうくにおさむるには、ことをしてしんようせっしてひとあいたみ使つかうにときもってす。

 

≪現代語訳≫
子曰曰く
「国を治めるには、出来るだけ事業を控えめにして公約を守り、人の信頼を失わない様にする。
経費は節約するが、使うべき所には金を使い、人民を心から愛せよ。
人民を公役に使う場合には民間の仕事に差し支えの無い時期を選んでせよ」
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~

 

 

意味の解説、語句の説明・フリガナ

・千乗の国
⇒大国。乗は兵車を数える単位で、その前に「千」という字が入るから、たくさんの兵がいる国

・道むるには
⇒治めるには

・事をして信
⇒何かするときは信用されるようにする

・用を節して
⇒節約して

・人を愛し
⇒人を思いやり

・民
⇒国民

・使うに
⇒働かせるときは

・時を
⇒その人にとって良いタイミングを見計らって

・以てす

⇒行う

 

 

まとめ~千乗の国を道むるには~

 

 
そうか。バシバシ仕事を与えるのではなく、部下を思いやって適材適所で仕事を任せるんだね
 
 
派手にお金を使うより、部下への小さな約束から忘れないこと、それこそが一番の信用。
 
 
あと、納得してその仕事をしてくれるか、仕事をおしつけてないか。というのも大事なんだね
 
 
そうね。概要をつかんだら最後にもう一度読んで見よう
 

 

子曰しいわわく、千乗せんじょうくにおさむるには、ことをしてしんようせっしてひとあいたみ使つかうにときもってす。