聖書の概略をまとめてみました
創造主なる神は、美しく調和のとれた世界をお創りになりました。そしてその世界に、神は御自身の姿に似せ「人」をお創りになりました。人と自然・動物たち、その世界の光景は極めて良いものでした。
しかし、神を妬む反逆者であるサタン(悪魔)は、嘘と誘惑を巧に使い、神が寵愛する「人」を罪人へと陥れました。さらに、その美しい世界を完全なものから無秩序で不完全なものへと崩壊させました。
神は実の子であるイエスを、寵愛する「人」を罪から救うために不完全な世界へと送りました。そして、神の子イエスは「人」の罪を贖うため十字架にかかりました。「人」を罪からくる「苦しみ」「死」から解放し救うためです。
十字架での死から3日後イエスは復活し、その後に天の国へと行かれました。今も天の国で生きておられます。この出来事を、真実でありイエスの十字架と復活を信じるものの魂は救われ、永遠に滅びる事はありません。
繊細な人へ|心に宿すことば
(私のCredo~「頭・心・魂・霊」に宿すことば~)
繊細な人が心がけること
どんな時でも読む。これを血となり肉になるまで浸透させれば怖いものなしだ!
①ひとを、恐れない。
⇒人を重く考えない。全員対等である。上も下もない。基本的には、みな「友」である。苦手も嫌いも存在しない。
②ぜったい、大丈夫。
⇒楽天思考は先天的なものではない。後天的な努力により見に着く。苦労・無駄骨・悲しみ・失望・絶望、、、。これらは「益」とされる「時」がくるとことを知る。
③とりあえず、やってみる。
⇒神は人を単純に創られた。それで十分と幸せな人生が得られた。しかし人は複雑で難しく考える生き物となった。
④ちょっとお願いする。
⇒プライドを捨てら信頼できなければ、全部ひとりで行わないといけない。一人の成果は自分の期待を超えることはなく、苦労だけが大きく残る。
⑤一つ一つ、やっていく。
⇒余裕が無いと良い発想がでてこない。頭を綺麗にすると心が楽になる。心が楽になると魂に喜びが生まれる。魂が喜ぶと霊性が高まっていく。
⑥ななわりで、十分。
⇒中道であり、調度よく適当。それが最善である。過度な考えや行動は病気をもたらす。戦略は実践しながら考えるものである。
⑦じぶんの、好きなようにする。
⇒人の意見は聴いた方が良い。ただ、最後は自分の心の声に従う。行動に躍動感が生まれる。失敗しても後悔は無い。
⑧しごとに没頭する
⇒不平・不満・嫉妬、、、。この感情を消すことは不可能だ。この地獄の感情から逃れる方法は、仕事に没頭し考える暇を与えないことにある
兵は拙速を尊ぶ/孫子の兵法。意味や原文を解説します!
ライバルのあいつになかなか勝てない。
長期戦になってしまいそうだ
あら。。
苦しい展開ね。孫子の言葉を思い出して頑張るのよ!
書き下し文・現代語訳・原文
作戦篇
兵は拙速を尊ぶ
この言葉は孫子の兵法の言葉で元々はこうだったんだ
兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるを睹ざるなり。
長期戦は、持久戦は最悪の事態である。兵士の兵糧代だけで国家財政を逼迫してしまうし、兵士の士気も疲れで落ちる。郷愁の思いも強くなるだろう。上官への信頼も揺らぐ。そんなことをしている間に自国の民衆の不満が募り反乱が起きるかもしれない。
出典: 孫子の兵法~厳しい世の中を勝ち抜くための言葉~
≪原文≫
兵聞拙速、未睹巧之久也。
意味・ポイント・語句の説明
兵は(へいは)
⇒戦争など戦いは
拙速なるを
⇒(多少出来上がりが悪くても)早く終えること
聞くも
⇒言われるが
未だ(いまだ)
⇒今になっても
巧久(こうきゅう)なるを
⇒長く時間を費やす
睹(と)ざるなり
⇒ 命をかけて行う
解説・まとめ
ビジネスマンなら会社の目標予算、子どもなら宿題、生きるために達成しないといけないこと、やるべきことがたくさんある!
あなたはダラダラして後回しになってしまっていないか!?あるいは完璧にやろうと時間をかけすぎていないか!?
それでは駄目だ!時間をかけて毎回ギリギリでやっていたら、疲れてしまって継続はしなくなるだろう。だから勝負は一瞬で終わらせる計画を立て行動するのだ!
時間をかけずに終わらせたら空いた時間が楽でいいね
そうだね。負担となることはなるべき長期的にせず早く終わらせようね
さあ、暗記しよう!
兵は拙速を尊ぶ
もともとの言葉も読み込もう!
兵は拙速なるを聞くも、未だ巧久なるを睹ざるなり。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず。(かれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず。)/孫子の兵法を解説。原文、現代語訳をご紹介。
人生はノリ♪仕事も恋愛もその時の雰囲気でしょ!!
運が良ければ行けるね~
典型的なダメ人間だわ
この言葉を読むべきね!
謀攻篇
彼を知り己を知れば百戦殆うからず。彼を知らずして己を知るは一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦う毎に殆うし。
自軍と敵軍双方に対して次のようなはかりで分析する必要がある
[1]動くときと動かざるときの分別
[2]軍の規模に合わせた戦い方への精通度
[3]大将の意志が一兵卒まで達しているか
[4]作戦準備が整い後は会戦を待つのみか
[5]将軍が有能で君主は余計な干渉をしていないか敵情に通じ自情にもつうじていれば百戦百勝。
自情のみに通じていれば、勝ったり負けたりする。
敵情も自情も知らなければ負けは必至。
出典: 孫子~厳しい世の中を勝ち抜くための言葉~
≪原文≫
知彼知己、百戰不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戰必殆。
【ポイント・語句の説明】
彼(かれ)
⇒敵のこと
知り(しり)
⇒状態を知る
己(おのれ)
⇒自分のこと
百戦(ひゃくせん)
⇒たくさんの戦い
殆うからず(あやう)
⇒危ないことはない
一勝一負(いっしょういっふ)
⇒勝ち負けは半々の割合
【解説】
孫子の兵法が役立つのは戦いだけじゃない!ビジネスだって恋愛にだって活用できる!例えば気になる異性のお友達をデートに誘うとしたら。。。!?
彼女のことが何も知らなければ誘い方もわからない!玉砕覚悟の告白しかなくなってしまう。。
でも、もし彼女の趣味や好みを知っていればデートに誘いやすい!好きな美術館、好きなグルメを食べに行く、わかって入れば成功率は大幅UP!!
戦いのときも、仕事も恋愛も、人と接するときは、相手のことを知っていると有利なのです。
確かに知っている人とは上手くいくな!
自分がどういう人かもしっかり理解しよう
そうだね。相手だけでなく自分のことも把握することが大事だよ
しっかり覚えておきましょう
彼を知り己を知れば百戦殆うからず。彼を知らずして己を知るは一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば戦う毎に殆うし。
兵は詭道なり(へいはきどうなり)/意味・現代語訳・原文をご紹介【孫子の兵法】
戦争だけでなくスポーツや格闘技においても学ぶべき言葉だ。
正々堂々と戦うのも大事だけど、勝つためには頭を使わないとね!
計篇
兵は詭道なり
兵(戦争)とはひたすら敵を騙すことである。戦争に美学などないのだ。自分の状況をいかに相手に悟らせず、逆に見せるか。それに尽きる。
出典: 孫子~厳しい世の中を勝ち抜くための言葉~
≪原文≫
兵者、詭道也。
【ポイント・語句の説明】
兵は
⇒戦争や戦いのこと
詭道(きどう)なり
⇒騙しあいである
【解説】
「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉がある。この世の中は負ければ悪かったことに。勝てば英雄としてもてはやされる。
何が言いたいかと言うと多少汚い手を使ってでも勝ってしまえば、正しくなるのだ。曲がったことをせずに正々堂々と正しく戦っても負ければ悪者になるのだ
私たちは自分のために家族のために、騙しあってでも勝って正しくならなければならないのだ
厳しい言葉だね。
でも、相手はそのくらいの気持ちで挑んでくる。それを理解しないといけない
厳しい言葉だけと、実際に負ければ終わりのこの世界
しっかりと心得えないとね
兵は詭道なり
算多きは勝つ(さんおおきはかつ)/ビジネスにも活きる!孫子の名言。
孫子が繰り返し言われる言葉
その行いに計画性はあるのか。
行き当たりばったりの生き方は敗者の共通点だね
計篇
算多は勝ち、算少 なきは 勝多ず
世論、季候、土地の利点など特徴、リーダーの質、兵隊のやる気。これらにおいてを自軍と敵軍を比較し、優っているれば、勝利をものにできたも同然。開戦前に勝負は既についている。逆もまた同じである
出典:孫子~厳しい世の中を勝ち抜くための言葉~
≪原文≫
多算勝、少算不勝。
【ポイント・語句の説明】
算多きは(さんおおきは)
⇒成功するため、勝つための戦略をしっかり練れば
【解説】
甲子園を目指す!歌手になる!営業成績NO1になる!世界一周する!人は夢を目指すとき、実現できるための計画が必要だ!そうでなく偉大な人にはれるのは一部の天才だけ。そして人はその計画に乗って夢中に行動しているとき、人からは輝いて見えるのでしょう。
僕は起業して会社社長になりたい!
そのためにまずは営業スキルを身に着けよう
念密な計画を立てよう!
あとはしっかりと継続することが大事だわ
算多は勝ち、算少 なきは 勝多ず
兵とは国の大事なり/孫子の兵法(へいとはくにのだいじなり)原文・解説・翻訳・意味をご紹介!
今年に受ける資格の試験。
気合と根性で合格してやるぜ
う~ん。。それだけで受かるかしら
孫子の言葉を紹介するわ
計篇
孫子曰く、兵とは国の大事なり。死生の地、存亡の察せざるべからざるなり。
孫子いわく、戦争とは国家の重大事であって、国民や国家の生死はもちろん、存亡にも深く関わる行動だということを心得て計画を立てる必要がある。
出典:孫子~厳しい世の中を勝ち抜くための言葉~
≪原文≫
兵者國之大事也。死生之地、存亡之道、不可不察也。
【ポイント・語句の説明】
孫子(そんし)
⇒孫子武将のこと
日わく(い)
⇒話すの尊敬語
兵
⇒戦争(戦い)とは
国
⇒国家
大事
⇒重大なできごと
死生の地
⇒国民の生死
存亡の道
⇒国家の存亡
察せざるべからざるなり
⇒そのことを理解し心得て、しっかりと計画を立てなければならない
【解説】
あなたは仕事や受験で勝負事があるとき、
「なんとなく頑張って何とかする!」「気合いと努力で何とかする!」
なんと考えていないでしょうか!!?もちろんそれも大事です。
ただ人は人生を賭けて何かに挑む時は、達成するための計画、そのための情報の収集、時代の流れを読む、勝者や成功者の声をきき参考にするなど、勝つための方法を熟慮した上、挑まないといけません。成功者や勝者は才能があるだけではありません。しっかりと考えているのです。
そうか。考え方を改めないと。
世界の勝者や成功者はきっとみんな戦略を練っていたんだね
そうだね。がむしゃらに頑張るだけだと続かないしね。
計画を練ってしっかり続けることが大事だね
孫子曰く、兵とは国の大事なり。死生の地、存亡の察せざるべからざるなり。
今、女は画れり(なんじはかぎれり)/論語の解説 ~あなたならできる!~
どうせ、頑張ってもできないし。僕は人より才能が無いし。
やりたいけど、無理やと思うからやめとこ。。
コラ!あなたその考えは良くないわ!
自分で壁を作らずにどんどんチャレンジしなさい!
論語 雍也篇
子曰く、力足らざる者は中道にして廃す。今汝は画れり。
本当に力が足りない者なら、途中で力尽きてしまうだろう。お前は自分で自分の力を見限っているだけだ
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
≪原文≫
子曰、「力不足者、中道而廃。今女画」
【ポイント・語句の説明】
子(し)
⇒孔子先生のこと
日わく(い)
⇒話すの尊敬語
力
⇒能力
足らざる(たらざる)
⇒無いもの
者(もの)
⇒人は
中道(ちゅうどう)
⇒途中で
廃(はい)す
⇒辞めてしまう
今汝(いまなんじ)は
⇒いま、あなたは
画(かぎ)れり
⇒(自分で)見限っている
【解説】
やりたいこと一生懸命な人って輝いてて見習いたいですよね。あなたは夢や自分自身のやりたいことに向かって進めていますか!? でも、「もう年だから…」「まわりの目があるし…」「才能ないから…」。自分で見限って辞めてませんか!? そんな自分の人生を裏切る行為を孔子は激しく励ましています。~自分の心に従って思いのままに生きている~そんなワクワクな人生を過ごしてみましょう!
大好きだったアイドルのコンサートに、全部行ってみたい
よし!申し込んだ!
・・・。
やりたかったのならご自由に。。
子曰く、力足らざる者は中道にして廃す。今汝は画れり。
天を怨みず、人を尤めず(てんをうらみず ひとをとがめず)|論語の解説や原文をご紹介
辛いことが起きたとき、人のせいにせず運命を受け入れて、前向きな考え方をする。
論語の教えを象徴する言葉だわ
僕はすぐにふてくされてしまうから
毎日でも読みたい言葉だね
論語 憲問第十四
天を怨みず、 人を尤めず。下学して上達す。 我を知る者はそれ天か
わたしは天を怨むこともなく人を責めることもなく、日常の問題から出発して、ひたすら自分を向上させることに努めてきた。そういう私を理解してくれるのは天だけであろうか
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
≪原文≫
子曰、不怨天、不尤人、 下學而上達。知我者其天乎。
【ポイント・語句の説明】
天(てん)
⇒運命や、周りの環境
怨(うら)みず
⇒不満や怒りを持たない
尤(とが)めず
⇒責めたり文句を言わない
上達す
⇒成長する
【解説】
苦しいとき、辛いとき、人と比べて卑屈になって妬んだり、まわりの環境や自分の才能(向き不向き)のせいにしていないだろうか。そのような感情を頂く必要はまったくない。ただ、自分にできることを地道な事をしっかりとやっていればよい。その時は結果がでなくて辛くとも、その行いが長い人生においては後で突然に花開く。そういったことが人生にはよくあります。
神はあなたにとってベストなタイミングで成功をもたらすわ
地道に希望をもって嫌にならずコツコツと頑張るのよ
結果に一喜一憂せずに地道に頑張るか!
大事なことだね
天を怨みず、 人を尤めず。下学して上達す。 我を知る者はそれ天か
論語/仁者は難きを先きにして獲るを後にす(かたきをさきにしうるをあとにす)
あー。掃除めんどくせ~
また今度でいいや。。
ダメ!綺麗なお部屋の方が気持ちよく過ごせるわ。嫌な事ほど先に済ませなさい!
雍也第六の20
仁者は難きを先にし獲るを後にす、仁と謂うべし。
仁者は、難しくて骨の折れる仕事を自ら進んで引き受け、それによる利益は問題にしない、これを仁という。
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
≪原文≫
子曰、務民之義、敬鬼神而遠之、可謂知矣。問仁、曰、仁者先難而後獲、可謂仁矣。
【ポイント・語句の説明】
子
⇒孔子先生のこと
日わく
⇒話すの尊敬語
難きを(かたきを)
⇒めんどくさいこと、やりたくないこと
先にし
⇒先にやってしまうこと
獲るを(うるを)
⇒利益をすぐに求めない
仁
⇒人として尊敬できる人
謂う
⇒言う
【解説】
会社で大変な仕事を率先してやる人は、みんなに重宝されて信頼されるね。そういう人は評価が上がるだけでなく、いろんな経験をつめるから人としての能力も上がると言われているね。後回しにしたいこと、めんどくさいことは即行動!これが習慣になれば魅力的な人になれること間違え無しだね。
確かに嫌な事は早めに終わらせた方が気持ちが良いね
心改めよう
えらい!これが習慣になるよう頑張ろうね
仁者は難きを先にし獲るを後にす、仁と謂うべし。
「論語」公冶長(こうやちょう)第五24|孰か微生高を直なりと謂うや(たれかびせいこうをちょくなりというや。)
どんなことがあっても、辛くても人の役に立つ。
人のお願いは自分を犠牲にしてでもする!
そんなに真面目に考えすぎるとしんどくなるよ!
この論語を読みなさい!
公冶長第五24
子曰わく、孰か微生高を
孔子曰く
孔先生がおっしゃった、いったい誰が微生高が正直だというのか。ある人が酢をもらいに来たとき、隣からもらって与えたという。
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
≪原文≫
子曰、孰謂微生高直。或乞醯焉。乞諸其鄰而与之。
【ポイント・語句の説明】
子
⇒孔子先生のこと
日わく
⇒話すの尊敬語
孰
⇒誰が
微生高
⇒孔子の弟子
直(ちょく)
⇒正直
或(ある)ひと
⇒とある人
醯(す)
⇒お酢
乞う(こう)
⇒欲しがる
諸(これ)を
⇒それを
鄰(となり)
⇒お隣に住む人
【解説】
微生高は融通がきかないほどのバカ正直者だったとされている。 酢を貸してくれと頼まれ、自分では持っていなかったとき、わざわざ隣の家へ行き借りて渡した。 良い人だがそこまでする必要があるのか。 無いものは無い。できないことまでやらない。いい人になり過ぎず自然体で生きることが大事です。
孔子の教えは中庸なのよ!バランスよく生きることが大事だわ
わかりました!!
もう一度読んでおこう!
(論語)「憤せずんば啓せず(ふんせずんばけいせず)」の意味と解説
何事も情熱や興味を持って取り組む人は成長するわ
たにかに仕事もやらされてる感ある人より、前向きに取り組む人の方がうまくいっているね
ぜひこの論語を読んでみて
述而7‐8
孔子曰く
「自ら求め、疑問の解決に向って情熱が盛り上がるようでなければ、教えない。言いたいのだが言葉が出てこないという状態にならなければ、教示しない。例えば四角なものを教えるにしても、一隅だけ教え他の三隅は自ら類推し反応する様でなければ、重ねて教える様な事はしない」
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
ー原文ー
子曰、不憤不啓、不悱不發。擧一隅、不以三隅反、則不復也。
【語句の説明】
子日わく
⇒孔子先生はおっしゃった
憤せずんば
⇒奮い立つ、意欲をわかせる
啓せず
⇒教え導く
非せずんば
⇒悩んでなければ
発せず
⇒教え導かない
一隅を挙げて
⇒一つの事を教えて(ヒントを教えて)
三隅を
⇒それをもとに3つ4つ
以て反らざれば
⇒わからないのであれば
則ち
⇒すなわち
復せざるなり
⇒二度と教えることはない
~筆者のひとこと~
仕事は前向きに取り組みたいと思わせる一節ですね。何ごとも、情熱や興味がないものは上手にならない。上達しようと悩み苦しんだあとでなければ上達しない。一つを教えたら、その知識をもとに、あとの三つを自分で試してみるくらいの人でなければ、教える値打のない人です。
なるほど。教えてもらったことは自分から率先して工夫して他の事にも使えるようになりたいね。
そう。人に教えるときは、まずは興味を持ってもらえるよう努力することが大事だわ。
大事な一節だからしっかり覚えてね。
(論語)「朝に道を聞けば、夕に死すとも可なり」(あしたにみちをきけば、ゆうべにしすともかなり)~|書き下し文|の解説
今日も暇だなー。
パチンコでもしてダラダラ過ごすか~
あなたは時間を無駄に生きているわ。そんな生き方だと後で後悔するわ
この論語を読みなさい!
里仁4-8
孔子曰く
「朝、真理を聞いて満足出来たなら、その日の夕方に死んでも思い残す事は無い」
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
≪原文≫
子曰、朝聞道、夕死可矣。
【ポイント・語句の説明】
子
⇒孔子先生のこと
日わく
⇒話すの尊敬語
朝に
⇒朝に
道を
⇒心理を
聞けば
⇒知ることができれば
夕に
⇒その日の夜に
死すとも
⇒死んでも
可なり
⇒悔いはない
【筆者のひとこと】
あなたは明日に死ぬことになっても悔いのない生き方をしていますか?
と問われている論語の一節。
隠し事は片づけておきましょう!死ぬときにおびえなくてすむように。
死ぬことは仕方がない事。すべての生命に訪れるもの。準備さえできていれば、いつ終わりが来ても、怖くない。死ぬ前に後悔だけは避けないといけません。
大切な人に感謝は言えているか。やりたかったこと後回しにしていないか、やり残しが無いか。
生きている間に、全部やれるかどうかで死の捉え方は変わっていく。
大切なことを、くれぐれも後周りにしないように。大切なこと、ということは、重い問題ということ。
重い問題ほど後回しにしがちな、自分への、孔子からのメッセージ。
悔いのない人生を!
おじいちゃん・おばあちゃんになってから公開するなんて絶対にダメだからね!
わかりました!!
もう一度読んでおこう!
論語「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」の現代語訳・解説
あのときの不正がバレたらどうしよう・・・
新しい仕事したいけど、怖くてできない
そんなにビクビクしないで!あなたはこの論語を読んだ方が良いわね
子罕9-28
子曰く
「知者は、道理が明らかだから迷わない。仁者は、道理に従い私欲がないから心配することがない。勇者は、志気が盛んで決断出来るから尻込みしない」
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
ー原文ー
子曰、知者不惑、仁者不憂、勇者不懼。
【ポイント・漢字の説明】
子
⇒孔子のこと
日わく
⇒お話しされた
知者
⇒正しい知識や見識を持つ人
惑わず
⇒判断に迷わない
仁者
⇒正しい行いを心がけている人
憂えず
⇒心配になることはない
勇者
⇒勇敢な信念や明確な正しい目標を持つ人
懼れず
⇒恐れない
これを実践すると、堂々ど悩まず心配せず生きていけるね
(筆者のひとこと)
知者の知者たるゆえん、仁者の仁者たるゆえん、勇者の勇者たるゆえんを身につける事ができれば、迷わず・悩まず・恐れず (惑わず・憂えず・懼れず) の人生を送ることができるでしょう。
何をもって「正しい」とするかの判断は、様々な価値観が共有され対立もする現代においてはとても難しい問題。
自分にとって「正しい」のでなく、相手と世の中にとって「正しい」を思う方を選びましょう。
【論語】弟子入りては則ち孝(でしいりてすなわちこう)~|書き下し文|の解説
いきなり論語の話をしたら変な人と思われる。。
学而(がくじ)1-6
孔子曰く
「修行中の若者は、家庭では孝行に励み、社会に出ては奉仕につとめ、何事にも慎んで行動し、約束を守ると良い。また多くの人々と親睦を深める際は、特に誠実な人を選んで良い影響を受ける様にし、これを実践した上でまだ余力があるならば教養を高めるのが良いであろう。(実践が第一義で、学問の裏付けは後回しでも良い)
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
【ポイント・漢字の説明】
・子曰く
⇒孔子は言った
・弟子
⇒若者
・入りて
⇒家では
・即ち
⇒その時は
・孝
⇒親孝行すること
・出でては
⇒外にでては(社会にでては)
・弟
⇒年長者を敬う
・慎みて・・・態度は控えめで
・信・・・誠実でうそをつかない
・汎・・・広く分け隔てなく
・衆・・・多くの人
・仁・・・立派な人
・文・・・本(知識書)